加齢と共に、歯は自然と抜けてなくなっていくもの…。
そんな風に信じているヒトは少なくありません。
でも、それは誤解。実は、お口の中が健康であれば、加齢によって自然と歯が抜け落ちることはないのです。
歯は、食事を味わい深いものにするのはもちろん、大切なヒトと会話をしたり、歌を歌ったり、運動や趣味を楽しんだり、心と体の健康を保ったりと、幸せな毎日を過ごすのに欠かせないもの。
仲田歯科医院は、生涯自分の歯で、楽しく豊かな人生を楽しんでいただくために、歯を失う原因1位の歯周病ゼロを目指して、歯周病治療に取り組んでいます。
歯周病の原因は、歯周ポケットの中に溜まった、普段のブラッシングでは取れない汚れ。 歯周病治療とは、この汚れをキレイに落としていく治療になります。
いつまでも若々しく、心も体も健康でいたい。
これって、すべての人が望んでいることですよね。
そのために、食事に気をつけたり、運動をしたり、サプリメントや健康食品を愛用している人だって多くいます。
でも、ちょっと待ってください!
いつまでも若々しく、心も体も健康でいたいなら、まずは、お口を健康に保つことが大切なのです。
厚生労働省や日本歯科医師会が、8020運動(ハチマルニマルウンドウ)という歯に関する運動を展開しているのをご存知でしょうか。
様々なデータから、歯の残存数が多い人ほど、病気や寝たきりになることが少なく、精神的にも若々しくて、アクティブに人生を楽しんでいる人が多いことが分かってきました。
そこで、国民の健康を守る立場にある厚生労働省が旗を振って、80歳の時に20本の歯を残し、健康で豊かな生活を送れるようになろうという運動です。
大切な健康を守るには、まずはお口を健康にすることが大切と言っているのは、日本だけではありません。実は、世界中で認識されている事実なのです。
例えば、健康先進国と呼ばれるスエーデンでは、歯科医院で定期的にお口の汚れをクリーニングすることを世界に先駆けて義務化しましたが、その結果、寝たきり老人の数は、現在、日本の1/10に減っているのです。もちろん、成人病の数なども、著しく減少しています。
お口の健康を保つことが、若々しさと、健康を守ることになるというのは、今や世界の常識。
このページを読まれているということは、現在、歯周病で悩まれている。もしくは、もしかして、歯周病かなぁ?という不安をもたれているのだと思います。
日本人が歯を失う原因で、最も多いのは、歯周病です。
さぁ、10年後も、充実し、快適で豊かな毎日を楽しむために、今からお口の健康づくり、はじめてみませんか?
歯は加齢によって抜け落ちていくものというのは、誤解です。
日本人が歯を失う原因で一番多いのは、歯周病。歯周病は、歯と歯ぐきの間から入ったバイ菌が、歯肉に炎症をひき起こし、さらに、歯肉の中にあるアゴの骨を溶かしてしまうことで、歯を支えることができなくなって、歯が抜け落ちる病気です。
歯周病は、歯や歯周ポケットと呼ばれる歯と歯茎の間の隙間に汚れがつくことで、バイ菌が増えて起こります。だから、汚れをキレイに取り除いていくことで、歯周病を防ぎ、大切な歯を守ることができます。
先ほどもお話をした、定期的なお口のクリーニングを義務化しているスエーデンでは、80歳の方でも、自分の歯を残している本数が平均21本。永久歯の数が28本(親知らずを除く)ですから、しっかり汚れを落としていくことで、どれだけ自分の歯を守ることができるのかが分かりますね。
ちなみに、日本で、定期的に歯科医院でお口の汚れを落としている人の割合は、たったの4%。その結果、日本の80歳の方の平均は6.8本しかないのが現状です。
歯を失った人は、例外なく、「こんなに不便だとは思わなかった…」といいます。
そんな後悔をしないためには、「もしかして、歯周病かなぁ?」と思ったときから、しっかりお掃除をしていくことなのです!
歯周病は歯を失う病気ですが、歯周病の弊害はそれだけではありません。
お口の中にいる歯周病菌は、唾液と一緒に体内に入っています。それに、歯周病になると歯茎から血が出たりしますが、その際、血管からも体内に入っていきます。
この体内に入った歯周病菌は、体の中で様々な悪さをするのです。
有名なのが、糖尿病との関係。血管内に入り込んだ歯周病菌は、インスリンを作りにくくし、その結果、糖尿病のリスクを高めたり、加速させることが分かっています。
その他にも、歯周病菌は、体内で炎症を起こしたり、血栓を作ったり、免疫のバランスを崩したり、様々なイタズラをするので、心内膜炎、心筋梗塞、脳梗塞、誤嚥性肺炎、敗血症、菌性菌血症、消化器系疾患、バジャー病など、この他にも様々な病気と関係していることが証明されています。
話は飛びますが、これまで病院では、こういった病気に対して薬を出して症状を抑えたり、改善を促す取り組みをしてきました。しかし、どんな薬を服用したとしても、お口の中が歯周病菌でいっぱいであれば、なかなか病気を改善することはできません。
そこで、近年「医科歯科連携」といって、生活習慣病をはじめとする様々な病気を改善するために、歯科で歯周病を改善しつつ、医科で治療を行うという流れが出てきているほど、歯周病と様々な病気は関係しているのです。
このように、全身の健康と関係しているのに、歯周病が、日常生活の中で、それほど意識されないのは、歯周病がほとんど自覚症状の無い病気だから。痛みのような明確な自覚症状がなく、静かに進行していくために、進行していても気がつかないのです。
そして、気がついたときには重篤な状態になっている。だから、歯周病はサイレンとキラー(静かな殺し屋)と呼ばれているのです。
歯周病は一度進行すると、完全にもとの状態まで直すことができません。
しかも、日本人の60%以上、40歳以上の80%以上が歯周病にかかっているといわれています。
他の病気なら、痛みや不快感などの自覚症状が出てから医療機関にかかるのが一般的ですが、歯周病治療は、明確な自覚症状が出てくる前から治療を始めることが大切になる病気なのです。
厚生労働省では、次のような自覚症状を感じたとき、早急に医科医療機関で検査を受けることを勧めています。
また次のような方には、歯周病リスクが高いために、歯科医療機関で検査を受けることを勧めています。
歯周病の原因となるのは、歯周ポケットと呼ばれる歯と歯茎の間にできた隙間についた歯垢や歯石などの汚れ。
この汚れをキレイに取り除けば、歯周病を防いだり、改善していくことができます。
でも、この歯周病ポケットについた汚れを落とすのが、意外と難しい…。
歯ブラシが届かないので、ご家庭のブラッシングでは落とすことができない。
かといって、歯科医院に行けば、どこでもキレイにできるのかと言うとそうでもないのです。
歯と歯ぐきの小さな隙間に溜まった汚れを落とすには、高い技術力が必要になります。
それは、歯周ポケットが狭いだけでなく、歯周ポケットの中の汚れは、歯の表面の汚れと違って、粘りが強いからです。
仲田歯科医院では、すべての衛生士のスキルアップに熱心に取り組んでいるので、一般的な歯科医院では難しいとされている、歯周ポケットの奥にある汚れまでキレイに取り除くことができます。
長年歯周病治療に取り組んできた豊富な経験と検査データを元に、一人ひとり違うお口の状態に合わせて、治療を行っているので、痛みを感じない場合がほとんどで、治療中に寝てしまう人がいるくらい気持ちがいいと評判ですが、お口の状態によっては、痛みが出る場合もあります。そういったときは、麻酔を使用して、きれいにお掃除をさせていただいています。
こうして、しっかりと汚れを落とすから、治療後のお口の爽快感が長持ちするのです。
治療後は、その状態を維持するために、お口の環境づくりも提案させていただいています。
当院では、治療を受ける空間にも気を配っており、エステ感覚で歯周病治療を受けていただけるようにしていますので、美容院に通うような気持ちで、歯周病歯科を始めてみませんか?